議題005 EvernoteかWorkFlowy、どちらを「原稿用紙」にしよう?
デジタルの「原稿用紙」を決めたい
普段パソコンで執筆するのですが、”何に”書くのか、特に定まっていませんでした。
ブログを書くときは、そのままブログの編集ページに直接書きますが、それ以外に何か書きたくなったとき、どのソフトを立ち上げればいいのかいつも迷います。
Evernote、WorkFlowy、OneNote、一太郎から適当に選ぶのですが、データが分散するのも不便なので、「何か書きたくなったら、まずはこれに書く」というものを一つに決めておきたいところです。
のちのちの編集、保管にはOneNoteか一太郎が便利だと思いますが、思いついたことをすぐに書きたい場合、動作の軽さなどから、Evernote(連携するアプリも含む)かWorkFlowyがよさそうです。
この2つのどちらかに絞って使っていきたいと思います。
Evernoteは有名だけど、WorkFlowyって?
WorkFlowyはオンラインのアウトライナー(アウトラインプロセッサ)です。登録すれば無料で使えます。
ブラウザから使うことができますし、専用アプリなどもあります。
見た方が早いでしょう。こんな感じです。文字や文章の並び替えがドラッグすれば簡単にできます。
箇条書きのようにして、頭の中を整理するのに使えますし、文章の組み立てにも使えます。
シンプルなので、動作も軽いです。
とても便利です。ブログの下書きなどに使っているブロガーさんは数知れません。
EvernoteとWorkFlowyの僕的な比較
使用環境
どちらも、クラウドベースで使えるので、パソコン、タブレット、スマートフォンで同期しながら使うことができます。データの保存や管理が自動なので便利です。
ですが、Evernoteの方が連携できるサービスが豊富だったり、僕の持っているポメラDM100から直接投稿することもできるということもあり、環境面では一歩リードしています。
文字数のカウント
物書きにとって、文字数カウントは重要です。文字数によって自分の仕事量を把握してコントロールできるからです。
「5000文字も書いてしもうた。ちょっと長くなりすぎたから、今日はこのくらいにして明日続きをやろう」ってな感じで仕事量をコントロールできます。自分のペースを掴みやすいのです。
Evernoteには文字数カウント機能がついています。WorkFlowyにはありません。
アウトライン
一方Evernoteにはアウトライン機能はありません。文章の順番を入れ替えるときは切り取り貼り付けを駆使して手動で行うことになります。
アウトラインを組み立てて書くというのは、なかなか便利です。
思いついたことを羅列して、順番を入れ替えたり、階層を作りながら書けるので、計画的で、整った文章が書きやすくなります。
原稿として思いついたことを書くなら、アウトライン機能があった方が便利です。マイクロソフトのOneNoteにはこの機能があります(立ち上がりの重さや、標準では文字数カウントができないため除外しましたが)。
WorkFlowyはアウトラインプロセッサです。アウトライン機能があるというより、それそのものです。
整理
Evernoteは一つのノートに一つの文章という形、それをフォルダやタグでまとめて整理します。 WorkFlowyは全て階層という形で整理します。
これはどちらも一長一短です。考えなしに使っていると、どちらも訳がわからなくなってくるのは同じです。要は、慣れの問題です。
さあ、どうしましょう?
新しい発見
先ほど調査していたら、WorkFlowyにも文字数カウント機能を追加することができるらしいのです。
いろいろ方法があるようですが、Chromeユーザーの僕には、こちらのChrome拡張アプリが使いやすそうです。
制作者の方。素晴らしい物を作ってくれてありがとうございます。
さっそく使うことにしました。カウントできます。
仮の結論
これを受けて、仮の結論として、しばらくはWorkFlowyの方を原稿用紙として使っていこうと思います。
Evernoteはわりと鉄板なので、もしWorkFlowyがダメだったらいつでも帰れる場所として心にとどめておこうと思います。
とにかく、今はWorkFlowyの可能性にかけてみたい。
「仮の」とつけたのは、詳しく知らないだけで、ひょっとしたらOneNoteが実は最強なのでは? という懸念もあったり、「アウトラインなしで書いた方がやっぱり僕に合っている!」ということになる可能性もあるからです。
それは、そういうことがわかったらまた考え直せばいいことです。
WorkFlowyは使い慣れれば、最強のツールになりそうな気がします。
ショートカットをまとめているページなども見つかったので、いろいろ使い方を勉強しながら、使っていこうと思います。