議題001 真面目を辞めて、もっと「ちゃらんぽらん」になりたい(その1)

もっと「ちゃらんぽらん」になりたい

いきなり、変な議題ですが、最近僕が本気で考えていることです。

 

僕には慎重すぎるところがあって、もっと気ままさ、気楽さ、適当さが欲しいのです。本当はもっと自分らしく、楽に生きたいのに、どうもそれが上手くできない。

理想とする自分と、今の自分の一番の差がそのあたりにあります。

いつも自然体でリラックスして、笑顔で構えているような人は魅力があります。それに比べると僕は生真面目すぎて、十分に人生を楽しめていないのではないかという気がしてきます。

真面目であることや慎重であることはいいことだという慰めの言葉はいくらでも思い浮かびますし、本当にそうだと思います。

それは承知の上で、「真面目さ」調節つまみをスライドさせて、「クソ真面目」から「ちゃらんぽらん」の方向に持っていきたいのです。人はどう思うか知りませんが、その方が自分としては気分がいいからです。

 

どうすれば、それを実現できるか? それが今回の議題です。

 

どうすれば解決するか?

この問題を解決する鍵は、より問題を明確にし、問いかけを変えてみるというのが一番であるように直観しています。

「ちゃらんぽらんになりたい」というだけでは、どうにも解決しようがありません。問題の本質は何かを見極め、どうなれば自分が満足できるかを明確にし、解決可能な形に問題を変えてみる、問題文を再設定する必要がありそうです。

 

もう少し、具体的にどういう状況で生じた悩みなのか分析しましょう。 

この問題を自覚したきっかけは、他人との関わりの中ではなく、自分が創作活動を行う上で、自分の真面目さが自分の首を絞めていると気付いたことにあります。

僕の夢は「本を出すこと」なのですが、小説などを書こうと思っても、書き始める前から、綿密に計画を練ってスケジュールを組んで……、とやり始めてしまいます。全てを始めに決めようとします。ところが、書き始めて「こんなの面白くない」と思ってしまうと、一気にやる気を失い、投げ出してしまいます。そんなことの繰り返しで、時間ばかりかかって、一向に筆が進みません。

僕にとって、文章を書くのは趣味だったはずだし、楽しいことをしようとしているはずなのに、なんだか楽しくないのです。スラスラ書ける人は、きっとこんなやり方はしていないはず。

それが「真面目さ」なのかはわかりませんが、「スケジュールをきっちり組んで……」というその「きっちり」やろうという思考回路にすぐ入ってしまうあたりに問題があるように思えたのです。

そのことに気付いてから(そういえば、普段から真面目に考えすぎて、動けなくなっていること多いよな)と思い、(正しいとか、間違いとか、責任とか、スケジュールとか、きっちりとか、そんなこと何も考えずにもっと気楽にやればいいんだよな)という流れからの「もっとちゃらんぽらんになりたい」にたどり着いたという経緯。

執筆に限らず、もっとおおらかな気質があれば、細かいことに囚われず、気軽にいろいろなことを楽しめるんじゃないかと……。

 

ということは……

この問題は「”きっちりやりたがること”や”細かいことに囚われて動けない”ことを改善したい」という風に言い直してみると少し解決に向かうと思われます。

 

もう少し補足

これを上手く言語化できればいいのだけど……。

この問題は、「勇気を出したい」「性格を変えたい」ということではないのです。僕は普通の人より恐怖を感じやすい気質の持ち主ですが、そこを変えたいというわけではありません。

僕の感覚として、行動力のある人は「怖いけど、勇気を出している」のではなく、「怖いと思う前に動いている」というところがあるような気がするのです。

逆に僕などは、「いちいち立ち止まるから恐怖を感じる」。そういうことがあるのだと思います。

その「いちいち立ち止まって」しまうクセを、直しても大丈夫なんじゃないか。いちいち立ち止まらなくても、歩きながら対応できる力が自分にはあるんじゃないか。

そろそろ、自己変革の時ではないか? そんな感覚があるのです。

 

次回……

そのあたりをふまえて、この問題への具体的なアプローチを考えてみることにしましょう。

 

(その2)はこちら

yuhi-kaigi.hatenablog.com